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余談ですが

ちょっと当サイトの本質と反れますが、ホームページ作成とSEOについて書いてみたいと思います。
私は現在、主にWeb作成の仕事に携わっていますが、仕事がらSEOの相談もよくお客様や仕事仲間との間で話題になります。
最近特に多いのはペナルティによる順位下落、あるいは検索結果にすら出なくなったという相談です。
経験上、インデックスすらされていない場合は、手動による重いペナルティが発動している可能性が高いので(SEO対策をしている場合)それまでのSEO対策を全てやめて、Googleに再審査の申請をする方が早いです。
新しいドメインを新規で取って、別サイトで再出発するという方法もありますが、どうしても内容は前作と似てしまいます。
というか、見た目はいくらでも変えられますが、中身は同じものになってしまうんじゃないでしょうか。
あと、善意でリンクしてくれたものもありますし、新しいドメインですとそれらのリンクが無駄になってしまいます。
そういった価値あるリンクを生かす為にも、一度死んだフリをして潔白を証明し、ころあいを見計らって今度は良質なリンクを増やす努力をしなければなりません。
良質なリンクを増やすコツは、誰も書いていないようなネタでホームページを作っていく事です。
自作自演といえばそうですが、他人に見られてもはずかしくないWebサイトを作るぶんには、たとえGoogle様といえども文句は言いません。(多分)
良質コンテンツというと、ページ数を増やせばなんとかなると思っている人も多くいますが、どこにでもあるような記事をいくら書いても無駄です。
決して良質コンテンツとしてGoogleは見てくれないでしょう。
 
と、ここまではどこにでも書いてあるありふれた事を書いてしまいました。
ところが、「良質コンテンツ」の定義が今一つわからなくなってしまったのです。
例えば、アフリエイトなどの比較サイトが平気で上位表示していたり、「SEO」で検索しても結構上の方にSEO業者が出てきたりしています。
ウィキペディアやYahoo知恵袋などが上位に表示されるのならわかるのですが、まんまSEO業者のホームページが上位に表示されるのは、間違いなく人工的リンク対策をしているはずです。
そうでなければ、「SEO」という超激戦キーワードで上位表示なんか絶対に無理だからです。
Googleは特にSEO業者には目を光らせているはずで、当然人の目によるチェックが入っているはずです。
他にも、堂々とSEO対策していますと公言している某印刷会社で、度々SEOのセミナーなどで、過去に何度か取り上げられた事がある会社があるのですが、この会社のホームページもいまだ「印刷」で上位表示を果たしています。
難関なキーワードで上位表示を果たしているサイトは、全てと言っていいくらい何かしらやっているはずなのです。
激戦キーワードの一例として、「キャッシング」「消費者金融」「ローン」「探偵」「不動産」「法律事務所」や、自分がてがけた事があるものとして「パワーストーン」などがあります。
これらは、何もしないで上位表示ができるほど甘いキーワードではありません。
また、完全な商用サイトですから、何百・何千ものリンクを他人が貼ってくれるわけがありません。
最近では「コンテンツSEO」という内部要素対策に力を入れる対策もよく見ます。
ですが、内部要素を頑張るにも、上に挙げたような商用サイトでは、どうにもならない場合もあります。
用は交通違反で捕まるか捕まらないか、運・不運が大きく作用しているのも事実なのです。
もちろん、捕まらないサイトはそれなりの工夫はしているのでしょうが、Googleガイドライン違反に抵触しないはずがありません。
このような状態が野放しとなり、一度捕まったサイトは致命的なダメージを受けます。
上で挙げた激戦キーワードのサイトをいくつか見てみましたが、どれもその辺にいくらでもあるありふれたものでした。
リンク元も自演と見られるものが多く、自演サイトはとても見れたものではありません。
しかし、未だにこういった手法が一部では通用している現実が納得いかないのです。
全て公平に評価してくれると良いのですが、さすがに何百億と言われるWebサイトを、コンピューターで仕分けるのは無理があるのでしょう。
私が今悩んでいるのは、ブラックでないSEO対策など存在するのか?という事です。
この辺は奥が深いので、また何か進展があれば、改めて取り上げたいと思います。